@songyaben7713

以下長文考察(妄想)注意

 ◯考察
物語の大筋は、二人の主人公がそれぞれ「肉の王国からの脱出」と「肉の王国の復興」という真逆の目的を抱え、協力と競争を繰り返しながら最終地点を目指というものだったんじゃないかと思う。

 ◯世界観
・公式設定いわく、舞台は地球で、主人公らも人間(広い意味で)であるらしい。

・荒れ果てた世界の様子から、おそらく生命は途絶え、あらゆる資源も汚染され採取不能になっていると思われる。

・滅びた世界から何の資源も得られなくなった人類は、過剰なバイオテクノロジーにより自分達の身体そのものを資源として活用する様になる。
 その結果、あらゆるもの、武器、建物、道具が、血肉と骨で形成された”肉の王国”(仮称)が生まれ。人類最後の拠点となった。

・肉の王国は、肉でできているが故に、病気になるというリスクを抱えている。
 具体的には細菌との戦争だ。
このゲームの敵モンスターはデザインや繁殖している姿から細菌がモチーフの様に見える。

・建物のあらゆる場所に武器と回復が常備されている事から、この巨大化した細菌との戦争はたびたび起こっていたと思われ、
ゲーム開始時点では、細菌側が勝利してしまい、肉の王国はほぼ崩壊してしまっていた。

・肉の王国の人類には、生まれつき階級が定められており、それは主に3種類。
 1、最下級の家畜階級。
  ・作中では、腕を鍵開けに利用されたモールドマン(公式名)がこれにあたる
  彼らは、屋内の内壁に並んだ繭から生まれ、生まれてすぐに、回転ノコギリやスコップで解体され地下で改造され、建築や道具の素材にされてしまう。

 2、労働者階級、もしくは市民や兵士。
  ・主に主人公達がこれに当たり、屋外の肉の壁から適当に産み落とされる。
  壁面の高さによっては、生まれ出た瞬間に落下死するものもおり、悲惨さは家畜階級とさほど変わらない。

  ・だが、生まれる場所が、肉の王国の外であった為に、細菌戦争の被害を受ける事が無かった。

  ・生まれつき、武器、道具の扱いや、肉の王国の仕組みと構造を熟知している為、集合知能などを持っている可能性がある?

 3、最上位の生産階級。
  ・ゲームの最終地点、メトロポリス(公式名)を拠点にしていたと思われる階級。
  メトロポリスの建造物は、性行為のモニュメントにまみれているが、おそらく、ここに住む彼らだけが、繁殖を許された女王アリの様な役割を持っていたのかもしれない。

  ・肉の王国において、人を産む事は、人民を増やす事だけでなく、文字通り”資源”を生産する重要な役割であり、故に、彼等は強い権力を持っていたと思われる。

  ・またメトロポリスの最奥には、謎の巨大な扉があり、どこへ通じているかは、不明だが、限られた人間だけが、別世界への進出も果たしていたのかもしれない。

  ・また巨大な扉のある部屋の天井に肉塊があるが、第二の主人公はここに神経を繋いで別の身体を操作している事から、人類の殆どはすでに個人を失っており、精神が集合知(ハイブマインド)となっているのかもしれない。

  ・主人公達は、独立した個人というよりも、集合知の中の「脱出派」と「復興派」の思考が乗り移ったロボット的な存在だったのかもしれない。
 
・クイーン(女王)
 巨大な頭を持ち、メトロポリス行きの駅に向かう巨大エレベーター上部と一体化した存在。
彼女(?)の名前はクイーン(女王)というそうで、名前からして肉の王国の生産か制御管理などの中心存在と思われるが、
クイーンの背中(?)には、敵エネミーと良く似た何かが生えてうねうねしていて、クイーンが感染した事で肉の王国全体に巨大細菌が蔓延ってしまったのだろうか、
もしくは、彼女こそが敵エネミーを増産する巨大細菌の女王だったのか?
クイーンの造形は子宮の排卵菅に似ているという説がある。

・本編の出来事は全て回想?
 冒頭映像で、地面を這う主人公の目線が、全く違う二箇所を交互にフラッシュバックする、
第一の主人公の壁から生まれ、建物に入る(落ちる)時の記憶と、トカゲ型に変形してしまった時の記憶が混じっている様に見える、
冒頭で既に変異してしまう未来の記憶が見えていたのだろうか?
 後に、視点は第二の主人公に切り替わるが、これはストーリーとしての切り替わりではなく、本当に二人の記憶が混じっている描写だったのではないか。
プレイヤーが観てきた出来事や光景は、既に一つの肉塊に成り果てた二人の主人公の人生を振り返っていただけだったのかもしれない。


 ◯主人公達の目的
1、第一の主人公
・彼の目的は肉の王国の復興だったと思われる。

・哀れなモールドマンの腕を使って、セキュリティゲートの向こうへ行き何か大きな機械を稼働させようとしていた。

・この機械の稼働は失敗、爆発崩壊して、溢れた液体により、第一の主人公の身体は溶けて変形、トカゲの様な姿となってしまう。

・この事から、壊れた機械は人体を分解し作り直す機能があり、これを使って肉でできた王国を作り直そうとしていたのかもしれない。

・機械が壊れた事で、第一の主人公は、別の手段を利用する事にする。
 それが、第二の主人公を利用して、メトロポリスまで向かい、更に第二の主人公と融合して新たな肉の王国の”受精卵”と成る事。

・メトロポリスまで向かう理由は、メトロポリスが安全地帯だから。
 列車でないと辿り着けない程、離れた場所にあり、細菌戦争の影響が届いていないメトロポリスは誰の邪魔も入らず安全に受精卵に成れる場所だった。

・なのでメトロポリスに着いた時点で、第二の主人公の利用価値はなくなり、第一の主人公は、執拗に攻撃し融合を推し進めようとしていた。

2、第二の主人公
・彼の目的は肉の王国からの脱出だったのかもしれない。

・第一の主人公に寄生され、強制的に協力関係を結ばされる。

・第一の主人公に執拗に腹を攻撃され弱っていく、終盤は遠隔操作で自ら腹を刻んでいる事から弱点は腹だと思われる。

・第二の主人公は、最終ステージで、傷付いた肉体を脱ぎ捨て、新たに妊婦に似た肉体に移って異世界ゲートへ向かい脱出しようとする。

・抱えているボロボロの肉体が、自動で腹を刻み続けているのは、元の肉体が完全に肉体的死を迎えないと精神の移行が完了しない為、ダメージを与え続けているが、あらゆる敵キャラのダメージをかわしてきた肉体は頑丈過ぎてなかなか死なないのだと思われる。

◯ループする世界
・最後の二人の主人公が融合した姿から精子と卵子を連想した人も多い。では受精卵であるなら何に育つのか?というと、地面とも融合しているあたり、根を張って新たな肉の王国へと肥大していくのではないかと思った。

・そう思った理由は、もう一つある。
 メトロポリス内には、第二の主人公が第一の主人公の融合を一時的に阻止する装置や引き剥がす装置が、あらかじめ用意してある。
 以前にも同じ事が起きたのでないなら、こんな用意がされているだろうか?

 この肉の王国の全ては、人体でできている。
血が通い脈動する建造物には、元になった人間達の記憶が残っており、それが造形物の性質に影響を与えていたとしたら?

 以前にも、全く同じ歴史が繰り返され、二人の誰かが融合して、肉の王国になった。
肉の王国になんてなりたく無かったこの時の主人公は、受精を迫る相手を引き剥がす事を強く望み、その強い残留思念が、引き剥がし装置を壁から生やした。

 引き剥がし装置だけでなく、銃や、回復袋、扉やそれを開け、また封じるあらゆる鍵…
「天敵を倒したい!」「傷を治したい!」「敵に見つからない部屋が欲しい!」
肉の王国の様々な機能は、過去の肉の王国の種になってしまった数多の主人公達の思いの集積によって形作られていたのかもしれない。

 一体どれほどの主人公達が、肉の王国の呪縛から逃れ、ゲートの向こうへと旅立つ事ができたのだろうか。

@love-h.b

一々移動にさえこんな複雑な仕組みにしたから文明滅びたんじゃ...

@hidejichan29081

このゲームのグロさと神秘性が融合した世界観がたまらなく好き

@user-wo9hz6yp5b

23:35 ここの音好き

@シンさん

1:57:20 二人目の主人公が花咲きエイリアンに助け求めるの最後の最期に人間らしさが出てるのめっちゃ好き

@ワイルドカード-v2z

どういうものを見て食べたらこんな世界観が生み出せるのか…キレイなグロさっていう一見矛盾してる物を調和させていて凄い

@u-z-o4712

総集編ですか…!一気見したかったので助かります…!!

@食べるをキャベツウニ

1:32:39 ここ酷すぎてツボったwww

@とこ-l4f

この動画見てから何故か怒られたときに「sconeの主人公はこれ以上苦しんでんだ!」て思いなら耐えてた

@arukana5845

shortでしか見た事なかったけど興味本位で開いたらめっちゃおもろかった!ありがとう!!

@ああ-x8o5b

1:28:44 気になるな

@うえまつげ

総集編大好きです!休日は流しながら家事やお散歩してます。引き続き投稿お待ちしてます🎉

@エロエロマエストロ

これ、宇宙の話じゃなくて
人間の体内の話っていう説が濃厚らしいね

@正刈草雄-m5u

14:19 からのエマニュエル→マルコム→男梅→和樹と呼び名が変わるシリーズに爆笑してしまった🤣🤣
グロいはずなのにお二方(?)の軽妙なやりとりで抵抗なく見ることが出来た😋

@zyemiru

作者の価値観が芸術。

@Vivi.v

Scornってただグロくて気持ち悪いだけじゃなくてちゃんとストーリー考えられて奥深いから観てて面白い

@ぷちぷち-c9w

H.R.ギーガー氏の世界観を彷彿とさせますね、素晴らしいです。

@EA-973

この死生観好きなんよなぁ

@うえすぎない

エマニュエルちゃん生存ルートもあります👍

@尚良し

4:30 ここの手つきえろくて好き