パリのミニ散歩、今日は15区の閑静な住宅街にある「ジョルジュ・ブラッサンス公園」にやってきました。ここは19世紀末まではのどかな田園地帯で野菜やブドウの畑が広がっていました。そこに1894年に家畜の屠殺場ができ、風景は一変します。1907年から1976年の間には隣接するホールで馬市場も開かれます。この辺りは近くにパリのプチット・サンチュール線という環状線路(1852~1869年開通:全長32㎞)があり、その支線がブランシオン~パリ(1903年開通)とつながっていたため交通の便が良く、馬を鉄道で運搬できたのです。(1976年廃線になります)
1975年に屠殺場が閉鎖し、1984年にはこの広大な8,7haの敷地は公園として生まれ変わります。この近くのSantos Dumont通り42番地に国民的詩人で歌手のジョルジュ・ブラッサンス(1921-1981)が住んでいたために公園には彼の名前が付けられることとなりました。
公園内には子供たちの遊び場、卓球台、人形劇の劇場、マラソンコースがあります。園内は禁煙です。ブドウ畑(720株)、養蜂場もあり、かつての田園風景を偲ばせます。
でも何といってもここの目玉は週末の古本市です。掘り出し物が見つかるかもしれません。気のいい売り子のお兄さんたちがいて、気持ちの良い市場です。
/information/
公式サイト www.paris.fr/equipements/parc-georges-brassens-180…
本市場 毎週末(土、日曜) 09h00-18h00
/mail/
ikoiko.kininaru@gmail.com
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